馬には乗ってみよ人には添うてみよ。
結婚をためらっている方々へのメッセージとしては、とてもありがたく、そして的を得ている言葉ではないかなと思われます。
馬の良さは乗ってみないと分からない。
見た目だけでは馬の価値も人の価値も分からない。
長い間連れ添ってみてはじめて、その連れ合いの良さも分かってくるというもの。
先日、奈良の時代行列で有名な「春日若宮おん祭」に行って参りました。
稚児、少年、青年、乙女、初老の方々に至るまで、実に幅広い年齢層の方が馬にまたがって奈良の街を練り歩く行事です。
馬に乗る側は老若男女様々な方がいらっしゃいましたが、人を乗せる馬の方にも実に様々な馬がいて、見ているだけでも飽きのこないイベントでした。
長年連れ添った夫婦でも、未だにあの人のことは分からない(笑)と愚痴混じりによくおっしゃいます。
でも、その愚痴には愛嬌が含まれています。
色々イヤなところもあるけれど、こうして長年お互いに連れ添ってやってきた。
あの人のことは分からないけれども、それがまた楽しくもある・・・そんなニュアンスでしょうか。
馬には乗ってみよ人には添うてみよ。
しみじみ伝わってくる名文句ですよね。
競馬の武豊騎手にしても、実に様々な性格の競走馬を操ってこられたのだろうと思われます。
アメとムチという言葉で簡単に表現したりしますが、騎手の方々のご苦労はそんなものではないと思います。
夫婦生活は振り返ってみてナンボ、というようなところがあります。
出足快調でも終盤に息切れしてしまうようでは悲しい限りですよね。
馬には乗ってみよ人には添うてみよ、そしてそこから始めればいいのではないでしょうか。
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