出会った瞬間に違うな・・・
そう感じている人も多いのではないでしょうか。
結婚情報サービス会社に登録して何度かお見合いを体験した人なら、誰しも抱く失望に似た感情なのかもしれません。
最初に会ったときの印象は大切なものです。
恋愛や結婚に限らず、ビジネスシーンにおいても同じことが言えると思います。
第一印象がその後の展開に大きな影響を与えることは、間違いのない事実です。
一目惚れという言葉もあるぐらいです。
パッと見た瞬間に、あるいは一言二言の言葉を交わしただけで、この人だ!!!
こういう経験は多くの人がしているはずです。
恋愛や結婚の場合、ここからが重要なんですよね。
相手も同じように、第一印象で好感を抱いてくれる必要があります。
結婚情報サービス会社の会員同士の出会いであれば、なおさらこの要素は強くなります。
普段の生活の場であれば、第一印象が悪くてもまた触れ合う場面が出てきます。
そうこうしている内にだんだん好きになっていく、なんていうパターンも多いですよね。
ところが、お見合いの場合はそうはいきません。
本当に一回きりの出会いになるかもしれないのです。
ここが難しいところですよね。
何か違う・・・。
どこが?と言われても口では説明が出来ない。
何かが違う。
フィーリングというか、感覚というか・・・。
ルックスももちろん、その中にはある程度含まれているのかもしれないけれど、決してそれだけではない。もっと大きな何かがしっくりこない・・・。
だから、お断りをした。
結婚情報サービス会社の方でも、その辺りは実に心得たもので、あまり理由を聞かないで次の出会いをすすめるアドバイザーも多いようです。
お見合いの成立ごとに5,000円の料金が発生する会社などは、特にその傾向が強いように見受けられます。
人生で出会う人の数は限られていると申します。
第一印象で違うなと思っても、2~3回は会ってみることをおすすめ致します。
一人の人間というものは、あなたが思っているほどそんなに浅はかなものではないかもしれませんよ。
デート中に見せた、相手のちょっとした仕草が気に入らない。
ほんのちょっとしたことなんだけれども、一事が万事のような気がしてならない。
そんな体験をお持ちの方も多いでしょうね。
30歳を過ぎて、異性を見る目が鋭敏になればなるほど、相手の些細なしぐさが気になってしまう・・・。それが原因で交際をお断りしてしまう。
とても多いパターンだと思います。
ちょっとでも相手によく思われようとして、張り詰めた空気の中でお話しするのが良いのでしょうか?
決してそんなことはないですよね。
相手のことばかりではなく、自分を見つめ直してみれば分かることです。
自分のイヤな部分は自分が一番よく分かっています。
でも、初対面の人にはなるべく見せないようにする。
これは確かに間違ってはいないと思います。
心を許し合う、といいます。
お互いに親密度が増していけば、お互いの欠点をさらけ出すようになります。
お互いがお互いを受け入れ、許し合っている理想的な関係が生まれます。
そうすると、第一印象のときに感じた「一事が万事」という考え方は、必ずしも正しくないことに気付きます。
出会った瞬間に違うな・・・
そのフィーリングも半分は正しいんでしょうね。
でも、残りの半分には未知の領域が広がっています。
もう少し総合的に、多角的に結婚相手を見つめ直してみてはいかがでしょうか?
きっと新しい発見があることと思います。
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