タイのネットカフェでは、結婚適齢期の若い女性たちが、
欧米男性との結婚を夢見て日夜チャットに励んでいるようですね。
タイ人女性と欧米男性との恋愛、そして結婚。
国際結婚の成立というわけですが、従来と違うのはネットを通して出会うということ。
貧困からの脱出を画して、裕福な欧米系の男性との結婚を望むタイ人は多いそうです。親の世代もその流れを後押ししています。
日本とは事情が少し異なりますが、ネット社会の普及が「結婚成立」に寄与している構図は同じですよね。
結婚活動という言葉をツヴァイの広告文にも見ました。
「婚活時代」という本が話題になっています。
女性は狩りに出て、男性は自分を磨く。本の中ではそんなエールが送られています。
ひと昔前とは大違い、女性が積極的なんですね。
タイのネットカフェでも、若い女性のパワーがみなぎっているようです。
自ら起ち上がらなければ、結婚まで行き着かない。
そんな時代に突入しているようです。
その内にいい人に巡り会えるだろう、なんていう成り行きまかせを卒業する風潮が高まっています。
あの時よりもレベルは落とせない。
あの人よりもレベルは落とせない。
昔付き合っていた彼氏、彼女を規準にする人が多いと思われます。
素敵な異性と付き合っていた人は、次の恋愛を探すのに苦労します。
既に設けられた規準が高いから。
そのハードルを超える人になかなか巡り会えない。
ここまで辛抱してきたんだから、今さらレベルは落とせない・・・!
そんな悲鳴にも似た声が聞こえてきそうです。
でも、過去は美化されるものだということを忘れてはなりません。
地縁、血縁、会社内、友達のネットワークでも見つけられないとなると、地理的には遠く離れた人の中にこそ・・・と思うのは人の常でしょうか。
ウェブ上で理想の結婚相手を探します。
でも、ここでもレベルは落とせない。
インターネット上なら、可能性の芽は広がっているはず。
昔付き合っていたあの人が規準、という考え方から卒業する時なのかもしれません。
成り行きまかせから卒業したのであれば、次は自身の中で作り上げた規準から解き放たれる時なのかもしれませんね。
過ぎ去ってみれば、案外、大した規準でなかったことに気づくはずです。
砂上の楼閣だったのでしょうか・・・
結婚して子供を産み、何年かしてみれば、小さな世界にこだわっていた自分を顧みる時が来ます。
タイの熱気あふれる結婚活動を知り、改めて結婚のカタチを考えさせられました。
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